年の瀬ですね。
年末年始はゴロゴロとしながら食べてばかりになりやすい時期です。太る事を気にする人が多いからか、年末年始太りを避ける為の秘訣らしき記事を見かけますが、「お餅をへらしましょう!」「白湯を飲みましょう!」「温かいものを食べましょう!」とか正直それで痩せるなら誰も困らないよね。
スタイルを良くする唯一の方法
シンプルです。
- 食事をコントロールして脂肪を落とし
- 筋トレをして筋肉をつける
ダイエットという言葉が好きじゃない(食事のことしかフォーカスしてない)ので、ボディメイクという表現にしますが、ボディメイクは生涯に渡って継続可能な手法でなければならないと思ってます。
僕は正直炭水化物ダイエットの存在が大嫌いです。その理由は脂肪を落とすアプローチとしてはアリかも知れないのですが筋肉をつける事を考えた時に炭水化物を抜くのは悪手でしかなく、若い頃ならいざしらず、30歳超えてくると体重は減ったけど身体が弛んでいる、というような事になってしまうからです。
体重に拘り過ぎ
未だに根強い炭水化物抜きダイエットですが、このダイエットが成立するのは体重しか見ないからだと思うんですよね。
炭水化物を減らせば、体内のグリコーゲンが減るので水分が抜けて体重が減ります。また、ビールや日本酒を始めとした醸造酒、お米、甘い物など、炭水化物は大量に摂取しやすいものが多いので、炭水化物を減らす意識をすればトータル摂取カロリーは低下し、痩せる方向に向かいやすい。
なので、炭水化物ダイエットは体重を減らす手法として優秀ではあると思うのですが、ダイエットの目的は体重を減らすことでは無いはずです。
男性も女性も、ダイエットの目的はスタイルを良くしたいという一点だと思うんですが、それを直接測る事は出来ないので、間接的に測る方法として「体重」を見ているはず。ただ、これの問題点は筋肉が1kg減っても、脂肪が1kg減っても同じ1kg減ったという結果になるところ。
自分の話ですが、2年前の夏、僕は身長163cm、体重62kg、体脂肪率23%でした。軽度の肥満ですね。今は、身長体重は同じですが、体脂肪率は8〜10%。こういう事でも良いと思うんです。
別に筋肉を付けたいわけでは無いという主張
「別にマッチョになりたいわけじゃないし」という人が居ます。
甘い
若い頃ならいざしらず、30歳超えて「筋肉を付けない」というのは現状維持ではなく衰退です。
大体、「30歳超えると急に太るよ」というのは30歳を超えた人なら誰でも実感していると思いますが、それはつまり代謝が落ちた(=筋肉量が減った)という事を意味しているはず。放っておくと減る一方です。
身体のハリには筋肉が必要です。マッチョになる必要はないかも知れませんが、いいスタイルをキープしたいならばある程度の筋肉はつける必要があります。
そして、筋肉をつけることまで視野に入れると、重要なエネルギー源である炭水化物をカットしてしまうような炭水化物抜きダイエットは賛成出来ません。厚生労働省も提示している通り、50%〜60%程度は炭水化物でカロリーを摂取する方が良いです。
オススメのボディメイク本
ボディメイクには食事に関する知識は必須なので、結構色々調べましたが、僕が色々頑張って調べて出た結論が全てこれに書いていました。
筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方posted with amazlet at 18.12.31KADOKAWA / 中経出版 (2017-06-30)
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トータル摂取カロリーを決めて、PFCバランスを決めたら、「それに合わせて食べるだけ」と簡単に書かれてるんですが、それが大変でみんな挫折する訳で、炭水化物抜きダイエット程簡単に出来る内容では無いと思います。
ただ、生涯に渡って継続可能な本質的なやり方なので、少なくとも誰しも知っておいた方が良い知識です。
なお、この著者は筋トレ大好きなので色んな著書でダンベルを愛してますが、僕個人的には筋トレが好きじゃない人にはケトルベルをオススメしてます。
flag-and-croissant.hatenadiary.jp
という訳で、良いお年をお迎えください!