片手懸垂への道

プリズナートレーニングのプルアップLV7のアンイーブン・プルアップ(※)をやり始めて、気がつけば7ヶ月。流石になんでこんなに長くやってるんだろうと疑問に思わないといけない気がするんですよね。
※片手でバーを握って、もう片方の手で手首を握ってやるプルアップ

最初は何とか1回できる状態だったのが、今は余裕で10回超えて12回ぐらい出来たりする。つまり、プリズナートレーニングのLV7上級者レベル(9レップ2セット)を余裕でクリア出来てるんだけど、LV8のハーフワンアームプルアップは1回も出来ないのです。

そもそも、考えてみたら、アンイーブン・プルアップって両手でやってるプルアップから比べて何が変わっているかというと、主にはグリップが片手になっているという点。つまりは、握力が必要なだけで、広背筋や上腕二頭筋に関しては(やりにくくはなっているものの)両手のプルアップと然程変わらないのです。

そして、ハーフワンアームプルアップは肘が90度曲がったところから始まるプルアップ。そこで一番活躍するべきは上腕二頭筋だと思うんだけど、いくらアンイーブン・プルアップを続けても上腕二頭筋はこれ以上育たないと思う。

という訳で、LV7をいくらやってもLV8には行けそうに無いと思って、いろいろ考えてみたのでメモしてみようと思います。

  1. 最初は肘が曲がった状態(ゴールに近い状態)で、だんだんハーフに近づけていく方法
  2. ネガティブワークで鍛えていく方法
  3. もう片方の手でサポートをする方法

最初は肘が曲がった状態(ゴールに近い状態)で、だんだんハーフに近づけていく方法

著者が本の中で提示するやり方なんだけど、少なくとも僕の場合は例えゴール地点から出発してもその状態をキープすることすら不可能でした。なので、この道はちょっと難しそう。

ネガティブワークで鍛えていく方法

ウェイトトレーニングだとよくある考え方。ポジティブ動作が出来ない重さでも、ネガティブ動作で鍛えていくことが出来、筋肉を育てて行くことが出来る訳ですね。

なので、2ヶ月前くらいからネガティブ動作(90度曲げた状態を全力でキープするつもりだけど、身体は落ちていく)を繰り返してみました。

その結果、左手は90度キープが出来るようになったんですが、2ヶ月も経ってその程度でピクリとも上がる気配はなし。

結局のところ、上腕二頭筋からすれば今まで両腕で扱ってた負荷が片腕になって2倍になっている訳で、ネガティブ動作で鍛えるにしても高重量過ぎて効果が薄いんでしょう。

もう片方の手でサポートする方法

なんでもっと早く思いつかなかったのか、重量が重すぎるなら軽減させれば良いじゃない。

という訳で、現在はワンアーム・プルアップに反対の手の指一本足す形でトレーニングを進めてます。

指一本足したらハーフじゃなくてフルレンジで2レップ上がったので、このまま回数を増やしたり、サポートしている指を薬指や小指に変えて行けば、ワンアーム・プルアップへ辿り着ける気がする。