ダイエットとリバウンド

僕が筋トレとか食事コントロールをしていると、同年代の職場の同僚が興味を持って色々話を聞いてくることがあるんだよね。

30歳過ぎてしばらくすると腹回りが気になり始めるもんで、男女問わずスタイルが良い人というのはそれなりに気を使っている人ばかりになってくる。そんな訳で、なにか始めようと思って聞いてくるみたいなんだけど、結局、その後継続して何かを続けている人はいない。

そもそもダイエットとか言ってるのがリバウンドの始まり

Googleで「ライザップ」と入力したら予測変換で「ライザップ リバウンド」と出てくるぐらい、ダイエットという行為とリバウンドという行為がセットになってる感じがするよね。

それも当たり前で、ダイエットは「頑張るもの」であり、「ダイエットを頑張る」という表現の中には暗に「いつか終わりがある」ことを含んでる。もともと普通に生活して太っていったからダイエットに取り組んだ訳なんだから、元の生活に戻ったらリバウンドするに決まってるじゃん。

特に、ダイエットとリバウンドを繰り返すような人は短期でダイエットの結果を出そうとするだろうから、過度に食事を減らして、なおかつ有酸素運動を頑張ったりするんだけど、そんな事をすると筋肉が分解されていき、体重は減るけどハリがなく、なおかつ代謝の低い身体になったりする。

僕がリバウンドしない理由

僕の今の生活は周りから見たら相当ストイックらしく、こんな感じ。

  1. お酒を一切飲まなくなった
  2. 1日の摂取カロリーは2,400kcal
  3. 炭水化物(C):脂質(F):タンパク質(P)=55%:20%:25%前後
  4. 早朝、朝、昼、夕方、夜に分けて食べる
  5. ほぼ毎日自重での高負荷トレーニング
  6. 週1、2でボクシング

例えば、職場で飲み会があってもノンアルコールビールか烏龍茶で、揚げ物には基本的に手を付けない。仕事が遅くなっても帰ってから筋トレをしてから寝るという生活。補給の為に甘い物を食べる事はあるけど、それ以外で甘いものを食べようと言うこともない。ただ、週に1回くらいは多少カロリーオーバーしたり、PFCバランスがズレてもOKという感じ。

多分、ライザップよりもよっぽど細かいコントロールをしていると思う。

だから、よく「凄いストイックだ」と言われるんだけど、残念ながら何も辛い思いをしてないんだよね。

昔は正月には日本酒を1升空け、毎日ビールを飲んでたお酒好きだけど、今は全く飲みたいと思わない。ちゃんとコントロールしてれば多少飲んでもトレーニング上も体型上も問題ないと思ってるけど、別に要らない。

摂取カロリー2,400kcal採れるというのは、オフィスワーカーの割にかなり消費カロリーが多い状態で、全く不満はない。

PFCバランスを保とうとするとほぼ外食で食べられるものがなくなる。外で美味しいものを食べようとすると大体脂質が大変なことになるけど、幸い自分で料理するのが好きなのでいくらでも調整出来る。

トレーニングに至っては、しっかり休まないと身体に悪いので、「明日こそ休もう」と思いつつも、そう言ってはや2週間という逆に意思の弱いことになってる。

つまり、朝起きて歯を磨くというレベルで生活にハマってるので、余程の事がない限りリバウンドするようなことにならないと思うんだよね。

まあ、こんな人稀だと思うけど。

いろんなダイエット手法が出てくる理由

ダイエットなんて、食事をコントロールして筋トレしてれば良いだけで、むしろそれ以外に解が無いもの。

にもかかわらず「XXダイエット」というのが乱立するのは、食事のコントロールと筋トレを継続することが一般的に困難で、どれだけ多くの人が楽なやり方を望んでいるかという表れなんだろうなと思う。

でも、大体その先に期待するものは無いと思う。